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動物の飼い方

犬の特徴・飼い方

犬は本来群れで生活する生活する動物です。群れの中にはリーダーを中心とした序列が存在します。飼い犬にとっては飼い主の家庭が群れです。序列は家族、犬の順に形成されなければなりません。序列が逆転してしまうと飼い主の言うことを聞かなくなります(権勢症候群)。そもそも犬は社会的な動物であり、たくさんの時間を共有してあげなければならない動物なのです。
また犬は体重1キログラム程のものから70キログラムを超えるものまで様々です。大きな犬は、飼育スペースや運動量、食餌の量や排泄の量も考慮しなければなりません。
犬の飼い主は法律や条例で義務づけられていることを守らなくてはいけません。犬の登録(生涯1回)と狂犬病予防注射(毎年1回)は小型犬も大型犬も、室内犬も室外犬もすべての犬を受けさせることが法律で義務づけられています。加えて放し飼いの禁止、遺棄の禁止などの条例があります。ワクチン注射、フィラリア予防、その他病気や飼い方などの詳しい情報については動物病院へお尋ねください。

猫の特徴・飼い方

猫は犬と異なり群れを作りません。気ままな個人主義者です。強い独立心があって独りで過ごすことが苦痛ではありません。気ままな猫をしつけることはなかなか難しいことですが、無類のきれい好きの猫はトイレトレーニングを必要とせずにすぐにトイレが使えるようになります。しかし爪とぎや尿によるマーキングといった習性も持っており子猫のときからのコントロールが必要です。また猫を外に出すと野良猫から咬傷を受けたり、猫エイズウイルスや猫伝染性白血病ウイルスなどの感染症をもらったり、交通事故に遭ったりする危険があります。他人の敷地に糞尿をしてしまいトラブルになることもあります。猫は室内で飼うように努めましょう。猫は犬と同じような動物と思われがちですが、性質や行動だけでなく、食餌から病気までまったく異なります。やさしく接してあげることで性格も穏やかになりすばらしい伴侶動物となります。ワクチン注射や病気については動物病院にお尋ねください。

ウサギの特徴・飼い方

ウサギはその愛くるしさはもちろんのこと、鳴かない、散歩に行く必要がないなどの理由や、広いスペースを必要としないため飼う人が着実に増えています。しかし飼い主の飼い方の間違いで短命に終わってしまうこともあります。正しい飼い方で接してあげればとてもよい伴侶動物となります。

ハムスターの特徴・飼い方

ハムスターは新鮮な水と食餌があれば比較的簡単に飼育することができます。しかし暑さ寒さに弱く、仲間同士相性が悪いと喧嘩をします。またたくさん子供を産むことや寿命が短い(ジャンガリアンハムスター約2年、ゴールデンハムスター約3年)ことなどハムターの特徴を理解したうえで飼育しましょう。

小鳥の特徴・飼い方

セキセイインコ、オカメインコ、コザクラインコ、ブンチョウは手乗りにするととてもよく馴れ、丈夫で飼い易く、とても人気がある鳥です。それぞれに性格や飼い方に特徴がありますのでご自分に合った種類を選びましょう。

カメの特徴・飼い方

ミドリガメ、ゼニガメ(クサガメやイシガメの子供)は正しい飼い方をすれば丈夫でとても長生きします(二十年以上)。しかしミドリガメは成長すると甲羅の長さが30cm近くなり、気が荒くなるものも見られます。川や池に絶対放したりすることのないように責任をもって飼育することが大切です。

フェレットの特徴・飼い方

イタチの仲間のフェレットはアメリカやカナダ、ニュウ―ジーランドなど海外で繁殖され日本に輸入されてきます。鳴くことはほとんどなく、飼い主にはよく馴れ、広いスペースを必要としないため最近人気急上昇です。比較的寿命が短く(6~7年)、犬の伝染病(ジステンパー)やフィラリアに感染します。腫瘍や特有の病気もありますので特徴をよく理解したうえで飼育しましょう。
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